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夢の舞台、甲子園への挑戦!決戦直前の息子への想い

ついに夏の甲子園出場をかけた大会の抽選会が終わり、対戦トーナメントが決まりました。

新聞でも取り上げられるほど夏の大会は熱いものがあります。

全国でも参加高校がダントツで多い我が県。およそ180校弱の中からたった1校が甲子園出場権を勝ち取ることになります。

2週間後の土曜日、大会初日に初戦を迎えることになりました。

春にシード権をとれなかったので、地道にコツコツと勝ち上がるしかありません。

息子は公立高校。

やはり私立高校には力が劣る部分が多く、不安要素はかなりあります。

そして何より、抽選結果で息子の学校は各メディアで一番の激戦区と言われる過酷なブロックに入ってしまいました。

8ブロックある中の最も厳しいブロック・・・。

県で私学四強と言われている私立高校が同じブロックに2校もいるんです。

高すぎる壁です。

泣いても笑っても、負ければもう2度とみんなと野球をやることもないんです。

それはどの高校も同じ事。

大げさではなく、命がけです。

彼らの青春の中で最も全力を出す時なのは間違いないです。

母として、なんだか、胸が締め付けられる思いです。

息子は運が良かったのもあり、ベンチ入りを果たし、背番号もひと桁をもらえました。

たまたま春の大会ら辺で調子が良く、監督の理想のプレーをすることが出来たのです。

ほんとにたまたまだと思ってます。

ベンチ入りが出来なかった仲間もいる中で、よくベンチに入れたな・・・と思います。

実力的には大差ないのです。

仲間のためにも、もちろん自分のためにも、出してもらえるのなら活躍して勝利に貢献して欲しい!!!

とにかく初戦突破してほしい!!!

これで負けたらもう2度と、息子と共に過ごす熱い暑い夏を過ごせないんだと思うと、涙が出そうです。

これまでの9年間を思い出します。

真夏の炎天下でキャッチボールをしたり、ノックをした小学生時代。この頃はまだ母でも一緒に出来たけど、高学年になると

球の勢いが増してキャッチボールが怖くて母は離脱。

代わりにお茶当番で水分補給させたり、塩分タブレットを食べるように促したり、色々と、ほんとうに色んなことをサポートしてきました。

大変で大変で、体力もきつくて、朝から夕方遅くまで一日中一緒に野球漬けで、土日はほぼ全部で・・・。

あのしんどくて暑い夏がもう来年からは来ないんだ・・・。

楽になるのに、やっとほっと出来るのに、

ただクーラーの下で快適に過ごすだけの夏になることがすごく寂しいのです。

過ぎ去ってしまえばきっと、楽になったぁーーー!解放されたーーー!となるのだろうけど、今はただ切ない気持ちです。

治らないケガの痛みを我慢して何とか続け、

テスト期間ですら練習もあり、

怒られ怒鳴られ悔しさで風呂でむせび泣いていた息子。

それでも野球をやめなかった、

そんな息子の姿を誇らしく、そしていつまでも忘れないように、この夏の最後の大会を見守りたいと思います。

熱い暑い、めったに出来ないだろうこんな夏を9年間も体験させてくれてありがとう。

がんばれ!!!君ならやれる!!!!

2024.6.18

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