一生に一度の大きな買い物と言われる家。
住宅ローンの組み方や方法、戸建てがいいのかマンションか・・・これらの悩みは尽きないと思います。
まずは購入を検討しているその土地、よく調べましたか?
実際に私が家を購入する時に気付いた事をお伝えします。
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その土地は安全か
- 液状化現象地区の確認
- 活断層 〃
- 標高 〃
- 川や海、山のふもとは災害の危険度が上がる
- 家の前が水のたまるような坂になっていないか
まずは長く住むであろうその土地が安全なのか、見ておいた方が良いです。
日本は災害、特に地震が多いですから、どこに活断層があるのかをみておきましょう。地震が起きた際には液状化現象も起きますし、温暖化の影響で昔には起きなかったような大雨の被害も増えています。
住みたいとお考えの自治体のホームページで公開しているかと思いますので、
一度確認してみてください。
中部地方ですとこんな感じです。
同じく標高も自治体で確認できます。
川や海、山の付近では過去に災害が無かったか、調べてみる必要があります。
そして家の周辺の道路の具合を一度自分で歩いて、周りを見てみて下さい。
下り坂の一番下の方に家を構えようとしてませんか?
特に資料を調べなくても歩いてみればだいたい肌で感じられると思います。
坂の一番下の土地は大雨の時には水がたまり、マンホールから水が溢れ出し、浸水の危険性もありますから、これも必ずチェックして下さい。
その土地の暮らしやすさ
- 校区の確認
- 駅など公共交通機関の位置
- 病院や公園は近くにあるか
- 災害時の避難場所は
お子さんをお考えなら小学校や中学校への距離はみておいた方がいいです。
我が家では小学校は徒歩5分。
中学校へは徒歩20分ほどの所に家を構えました。
体力のない小学校低学年のうちから距離があるのは心配だったとのと、私の地方では学校から遠い地区はうっそうとしていて、不審者が出没することもあったんです・・・
小学校へは親が参加する行事が結構あるので近い事はとても便利でした。
それに学校が近いと避難所も近いということになるので安心でしたよ。
あまりにも近いのが向かない人は、運動会など行事のある時、普段の校庭での子供の声、気になる方は苦痛のようです。学校にクレームがきたり、ありました。
そのあたりも自分にあった環境なのか気にしておくといいですね。
そして駅やバスなども使い勝手のいい距離であることは老後の生活には重要なポイントとなります。
自治体によっては独自のバスやタクシーもありますから、こちらも気にしてみておきましょう。
最近我が家から少し離れた所に新たな公園が出来ました。
ウォーキングルートや健康器具もある町で1番大きい公園です。
そのような公園があると老後には運動の場にも憩いの場にもなるので長く住みたいと思えますね。
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その土地の周りの環境
- 日照
- ゴミ捨て場の位置
- 電柱・街灯が家に接していないか
- 風の流れ
このチェック項目が日常生活の上で一番関わってくる内容となります。
必ず行って欲しいこと!
朝・昼・夕方・・・出来れば夜も。
全ての時間帯で我が家となる場所を見に行ってみて下さい。
出来れば周りを歩いてみて下さい。
色んな家の面が見えてきます。
実際、私が家を購入する前、同じ作りの建売にも関わらず、なぜか3軒並びの我が家だけが販売価格が200万円ほどの差がありました。
我が家が200万円安かったのです。
お得ですけど、土地面積も間取りも同じでこの差は不安がありました。
しかし昼過ぎの2時頃に家の様子を見に来てその理由が分かったのです。
2時という早い時間なのに、近くにあるマンションの影響で完全に日陰になっていたんです。
金額が高い家はまだまだ日が当たっていました!
瞬間で合点がいきましたね。
事前に分かっていたので、結局購入したこの家に対して残念な気持ちはみじんもありません。
後から気づいていたら、あ~あ~ってぶつくさ言っていたと思います。
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このことから学んだこととして、
日照具合を確認しておく
夜でしたら、
家を建てる場所の電柱や街灯の位置に注意
二階の窓のすぐ近くに街灯の光があったらストレスになります。真っ暗にしたくても出来ない!なんてことも・・・。
電柱が近いということは鳥が電線にやってきてフンを落とす可能性もかなり高いです。
ゴミ捨て場の位置
我が家の場所からゴミ捨て場は近いですか?遠いですか?
近すぎるとカラスなどのゴミ被害に遭ったときには荒らされたゴミが飛んできたり、
暑い時期には臭いが気になる事もあります。
ゴミ収集は時間通りに来ず、お昼を過ぎてもゴミがそのまま、なんて地区もざらにあります。
遠すぎても年齢を重ねると捨てに行くだけで重労働となります。
かなりの強風となるマンション風の脅威
近くにマンション・団地など大きな建物がある脇に戸建てを構えると、いわゆる「マンション風」の被害に遭う可能性もあります。これは大きな建物の隙間を風が流れ込み、まとまった風が勢いを増し、一気に吹き付ける危険な風です。
その風の通り道に家を構えると、他の家は平穏なのに我が家だけが玄関を開けられないほどの風が当たり、
急な風で勢いよく閉まる玄関ドアに危うく挟まりそうになったり、
ベランダにある物干し竿が落下したり、とにかく危険です。
我が家のすぐ目の前のお宅も苦労してるようです。
まとめ チェックすべき項目は多くある
以上が私が家を購入する前に実際に見ておいて良かったと思う内容です。
既にチェックされていた項目でしたか???
チェック項目が多すぎる!!!
と感じましたか???
この内容を全てクリアすべき、という訳ではなく、ここは譲れない、ここは妥協できる、と考えながら決めればいいのです。
冒頭にも言ったように、家は一生に一度の大きな買い物、です!
間取りや外構ばかりに気をとらわれないように、どうか後悔の無いように、十分納得した上で購入して下さいね(^_^)/
参考になれば幸いです。
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