オカメインコのしつけについて結論から言いますと、しつけはできません。
他でも少しお話ししましたが、鳥に対してのしつけと言うものは不可能と思っています。
どちらかというとしつけではなく、信頼関係を築くことを意識していくことが1番です。
あなたはどんなことをしつけたいですか?
- 鳴くことをコントロールさせる
- 排泄を決まった場所でさせる
- 呼んだら来るようにする
- 一芸をさせる
- どんな人に対しても友好的にさせる
- 噛んだり攻撃しないようにする
上記のようなことを望むのかな、と思います。
これは犬猫にはできるしつけかもしれません。
このようなことをオカメインコにも求めるとしたら、
それは鳥という生物的に無理があることなんです。
しつけってなんだぁ!?クワっっ!!!
どんな動物に対しても初めは同じだと思いますが、
「信頼関係を築くこと」
これが大前提です。
- 鳴くことをコントロールさせる→決まった時間に放鳥、と1日の流れを決める
- 排泄を決まった場所でさせる→身体の構造上不可能!身体を軽くして飛ぶためなので、排泄が頻繁なのです
- 呼んだら来るようにする→信頼関係を築け、なついてくれたら呼ばなくても来てくれる
- 一芸をさせる→偶然芸らしきものは出来ることもあるかも。口笛や生活音を真似します(オス)
- どんな人に対しても友好的にさせる→オカメインコは臆病なのでかなり穏やかな性格の子以外は無理
- 噛んだり攻撃させない→同じく臆病者ゆえに驚いた時や恐怖が限界になりやすくとっさに噛んでしまう。信頼関係があれば甘噛み程度
説明すると、
まず鳴くことのコントロールは難しいです。驚いたり知らない人がくると一瞬固まって静かになりますが、途端に大声で鳴いて騒ぎます。こんな時はやさしく声かけをして落ち着かせてあげましょう。
そして留守番のあとなどは飼い主さんにかまって欲しくて「呼び鳴き」をします。出して欲しくてアピールするんです。
決まった時間に放鳥する習慣をつけておくと、その時間以外はそんなに騒ぎ立てたりしません。
しかし!いつもの時間に放鳥しなかった時は途端に「だせーーーー!!!」と猛アピールで鳴き続けます!
飼い主さんのことを大好きになってくれた証ですね!
もしもすぐに出してあげられないようなら、名前を呼んであげたり声かけをしてあげると少し落ち着くこともあります。
個体によりますが、余計に出たがってうるさくなる子もいる・・・(汗)
あまりにも鳴いて落ち着いてくれないときは、ごめんね~、とそっと毛布をかけて寝かしつけましょう。
一芸をさせることに関しては、飼い主さんと遊んでいる中で、こんなことができるようになった!
こんな面白い行動するんだ!ということがたまたま起きる感じです。同じ事を繰り返させることで覚える賢い子もいますが、
長い目で温かく見守ってあげること、根気よく続けてみること、です。覚えてくれたらラッキーです。
そしてオカメインコは非常に臆病で驚きやすく、「オカメパニック」たるものがあります。
臆病者なのでどんな人とも仲良く、はかなり無理があります。
じっくり時間をかけて信頼関係を築くことが大事です。
短期間の付き合いではなかなか信用はしてくれないかな。
人間も犬も猫もみんなそれぞれ個々の性格があるように、オカメインコも性格が全く違います。
一緒に暮らしていくと必ずその子の性格などがわかってきますので、きっと上手に付き合っていけますよ!
ふわふわでいい香りのするオカメライフはとっても癒やしのステキ時間です☆
しつけ!!というよりも信頼関係を築いてもらいたいですね。