我が家のオカメインコ。
4羽いるなかの1羽が1年前に亡くなりました。
オカメインコの標準的な寿命は15年才ほど。なのに9才で逝ってしまったのです。
とてもおっとりしていて文句なしの我が家の癒やしNO.1でした。
そんな癒やしのかわいい子が、具合がおかしくなってからたった3日で逝ってしまい・・・
べったりなつかれていた娘よりも私の方が落ち込みがひどく、それが長い間続いてしまったんです・・・
いわゆる「ペットロス」に陥りました(;_;)
ひどいペットロスを克服した
まったく知らなかったのですが、2016年頃に某有名人が、
「ペットロスは鳥が1番キツイ」とおっしゃっていた事があるんですね。
その真意はわかりませんが、なんだか鳥飼いとしては納得がいく気がします。
私は幼い頃から鳥を飼っていたのでお別れは結構な数を経験してきたんです。
なのになんでこんなにきつかったのか?
40代になって子供も離れ、癒やしは完全に鳥たち。こういう環境もあるのかもしれないですね。
大人になってからのペットロスはかなりキツいということを身をもって知りました。
実はあまりにもつらく、パートを辞めました。
そんな私でもペットロスから立ち直れたんです!今つらい想いをしている方、大丈夫ですよ!
ペットロスを克服すると可愛い我が子をますます愛おしく思える
色々と思うことはあっても、克服できるとその子の良いところ、面白エピソードがどんどんよみがえってきて、心が満たされます!幸せだったな~。癒やしてくれたな~。
一番あふれてくる感情は、うちに来てくれてありがとうって感謝の気持ちです。
もう触れられない、気配を感じられない・・・その現実を時折悲しく感じつつも、
それでもその子が居てくれたこと、心の底から幸せだった!と思えるのです。
頑張って克服したら幸せだった大切な日々をとてもカラフルに思い出せますよ。
実際こんなことをして乗り切れた
- 遺骨を入れるキーホルダーを名入りで買った
- 家族と亡くなった子との思い出話をして笑った
- 思い出の手作りアルバムを作った
❶亡くなった子を忘れない、忘れたくない、という思いを叶えてくれた遺骨を入れられるキーホルダー、
色々な商品がありますが、子ども達の希望もありキーホルダー型にしました。
忘れないよ、大切に思っているよ、という気持ちを形にしたかったのでこの方法も気持ちを落ち着かせてくれました。
❷亡くなってから1週間以上はできなかったけど、家族と亡くなった子との思い出話をしたことが私にとってはダントツで効果がありました
あの時ああだったよね~!お父さんに噛みついてぶら下がってたよねーーーーー(笑)
なんて話していた時が一番心が軽くなったのを感じました。
❸手作りのアルバム集も不思議と気持ちを前へ前へと向けさせてくれました。
亡くなった子の思い出を共有できる人が居ないときには最も効果的かも、と思います。
きっと、たくさんの写真が残っているはずです。
楽しい気持ちで思い出してあげて欲しいです。
涙を流しながら作ることになるかもしれないけど、それでもいいと思います。
世界で一つの大切なアルバムが出来ますよ!
我が家はこちらの商品を選びました。名入りです。迅速に発送してくださいました。
ペットロスとは・・・ペットロスのよくある心身の状態
- 涙が止まらない・喉がつまるや乾く・息切れ
- 胃痛や吐き気・だるい・寝れない・食べれない
- うまく考えられない・混乱している・集中できない
- 別れの場面が頭から離れない・死を考える
- 悲しみ・罪悪感・無気力・絶望
- 自信喪失・孤独・不安などマイナス思考に心が覆われる
このような症状が現れるようです。
私は太字の部分が現れました。完全にペットロス状態でしたね。
このような症状があり、どうしても改善しないときは医療機関への受診をされたほうがいいと思います。
この時の私の状態は、とにかく感情の起伏がすごくて、
時間を巻き戻せないかばかりを考え、現実を受け入れられず、ぽっかり穴が空いた・・・虚無感に襲われていました。
これじゃいけない、泣いてばかりじゃダメだ、と何度も気持ちを戻そうとするんです。
でも、亡くなったその時を思い出すと、また一気に底へ落ちてしまう感覚。
ペットロスに陥ると自分自身が感情のコントロールが効かなくなるのが分かりました。
ああしてれば、こうしてたら・・・と後悔しとにかく自分を責め、自分のせいで死んでしまったと思い込み、
泣いてばかりで毎日を暗い気持ちで過ごしました。
時間が解決してくれる、という言葉がほんとにしっくりくる状態でした。
時間がかかりました。
立ち直るためにわたしが行なった気持ちのつくりかた
- とにかく我慢せず泣きまくって感情爆発させる
- 青空や緑を眺めて深呼吸
- 自分を励ましてくれる曲を聞いた
- 他のオカメインコ達のお世話をせっせとこなした
とにかく泣き疲れるほど泣いて、そのあとは素敵な思い出をくれた可愛い子の姿を
写真や動画でひたすら観てました。もちろんこの時でも涙が出てくるんですけど。
あとは、
空や木々をみつめるのもちっぽけな自分を感じられて不思議と心が軽くなりましたよ。
あ~あの空の向こうで幸せにしてるんだろうな~って。
休日の早朝に亡くなったのですが、家族全員家にいたこともあり、みんなで体温があるうちに見送れたことも後々気持ちの支えになりました
そして行動しておいてよかったこと
- 素人判断をせず、獣医に診てもらって指示をしてもらえたこと
- いずれ来るお別れに備えて何年も前からペット葬儀の会社をピックアップしていた
- 火葬の前に羽を一部カットして残した
- 火葬してもらいきちんと弔った
2度と触れなくなるふわふわの羽根を残せたことは本当に良かったです。
ペット葬儀の方も親身になって下さり、ほんとうにありがたかったです。
まとめ
ペットは家族。
愛情深くかわいがっている人だからこそいつか悩まされる可能性の高い、試練の時だなと思います。
今元気に過ごしてくれている3羽のオカメインコ達に何かあった時には、また同じようにわたしはダメージを受けるのだと思います。
その時がほんとに怖いです。
私の場合、立ち直るまで1ヶ月かかりました。
これは長いのか?短いのか?どちらにしてもわたしには長い長い1ヶ月でした。
正直1年経ってもさみしくてたまらない感覚は訪れます。
ただ、勝手に涙がでてくる、ということは1ヶ月を過ぎた頃に治まりました。
時間が癒やしてくれるとはいいますが、癒やされはしなくても落ち着かせてはくれましたね。
もしもこれからペットロスになってしまったら・・・・
いつか必ずやってくるその時に心が潰れてしまわないように、
泣くだけ泣いて、これまでくれたたくさんの幸せを思い出して、
思い出をかたちにしてみてください。
ペットロスになるくらいにあなたはその子に愛情を注いでこられたんです。
大切なその子は絶対に幸せだったと思います。
どうか自信を持って!
さみしさよりも大きな感謝の気持ちで天国へ送ってあげましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました。