この記事を読んでわかること
- チーム選びのポイント
- 野球の世界ってこんな感じ
- 少年野球から中学野球までの活動の詳細
始める前は親の負担がどれだけあるのか不安でした。でも子供がやりたいと言う事はやらせてあげたい・・・その思いでスタートした我が家の野球生活。もちろん大変だし、お金もかかるし、楽しいだけでは済まされなかったですけど、それ以上のものをたくさん得ることができました。
得られたことはこちら
小学3年生の夏から友達に誘われてスタートした息子の野球人生。
小学生から高校生まで、どのチームにすればいいのか?決めなければならない時はその都度かなり悩みました。
どのチームにするか?決めるポイント
- 監督、コーチ、チームの母の雰囲気
- 小学生なら、友達がそのチームに所属しているか(誰か知っている人はいるか我が子が人見知りなら知っている子がいる方がスムーズに始めやすいです)
- 家から通いやすいかどうか
- 高校生になれば私立高校へ行き寮へ入る子もいる→費用は?強豪なら埋もれる可能性も高いがやっていけるか?
- 自分に厳しくやりたいのか、楽しくやりたいのか
一番当てはまるチームへの入部・入団を検討してください
家族構成や家族の理解度が必要となります。
夫婦で手分けして兄弟それぞれの送迎をしたり、まだ下の兄弟が小さな場合は野球へ連れて来る母がいたりと、家族一丸となって協力していかないと続けていくことは難しいと思います。
我が家では息子以外に娘が二人いるので、土日は姉妹で留守番が定番でした。
ほったらかし状態になることがほとんどでしたが、姉妹は不満はなかったそうです。(家の中での話題が野球ばかりになることは嫌だったらしいですが・・・)
続けていけるかどうか、チームの雰囲気、この点を重視して入団を決めました。
野球は大変・・・もちろんです!
家族でおでかけなんてほぼ出来なくなります。
しかしひとつ言えるのは、野球じゃなくても結局どのスポーツも大変です!!
親の協力無くしては出来ません。どのスポーツも。
なんだったらスポーツと言わず、習い事はなんだって大変です!
ですので子供がやりたいと言うのなら、親は覚悟を決めて下さい。
我が家の場合ですが、これまでどのような経緯をたどってきたのかご紹介します!
軟式少年野球(小学生時代)
チーム規模
1年生から6年生まで総勢50名ほど
指導者
チームを立ち上げた人が代表としているか、その人の意志を継ぐ人が代表監督をしていることが多い。
我が子が入部して父親もコーチとして指導者デビューという流れが多いです。
野球経験者のお父さんはこの流れになりやすいかもしれません。
練習時間
- 低学年(1から3年) 9時から12時午前中練習のみ
- 高学年(4から6年) 9時から16時
- 基本的に全学年、土日祝すべて練習、お盆や年末年始は数日間休みがあり
- 雨天、小雨程度なら決行。台風大雨は中止。
年間イベント
- 5月親睦会
- 6月合宿
- 11月豚汁会
- 12月お楽しみ会、納会
- 2月総会 初練習の参拝
- 3月卒団式
公式大会など試合の数
- 1~4年生の大会は2大会
- 4~5年生の大会は5大会
- 5~6年生10大会強
- 野球シーズンの春からは、月に2,3回は他チームとの練習試合がある
6年生メインのAチーム、5年生メインのBチーム、4年生メインのCチームで展開していきます。4,5年生は上の学年が主で出場する大会に付随するのであっちもこっちもついて行かなければいけなく、とにかく忙しいです。上の学年の人数が多い場合はついて行く必要がないので忙しさはそんなに苦になることはないです。
県外への遠征
なし。
県内の県庁所在地へ行くことはあったので、片道1時間ほどかけて試合の為に移動ということがまれにありました。
チームの特色
学年によってカラーが違う!
フレンドリーな母の多い学年だったり、ピリピリした学年だったり、人数がなかなか集まらなかったり、やたら大人数の学年だったり。
コーチは入部してる子の父親が受け持ってくれているので、同じ学年の子や親の雰囲気を知っておくことが大事かと思います。仲の良い友達が1人でもいるとスタートしやすいです。
ボーイズリーグ硬式野球(中学生時代)
チーム規模
1学年、大体20名前後全体で70名ほど在籍(規模としては多すぎない人数)
指導者
監督・コーチはチーム専属の人がいる。かつて我が子が所属していたことでそのまま指導者として残っている人が多い。
硬式では指導者の資格をとらないと指導は出来ないので、有資格者。
指導者と父母の関わり方はチームでかなりの差があり、指導者を神のように崇めるようなところも、逆にフレンドリーにお話できるところもあります。
練習時間
- 8時30分から18時(全学年)土日祝、すべて練習
- 雨天は午前のみ。近隣の他のチームは室内練習場があり、雨天も必ず1日練習がありました
- 近隣チームは平日練習が週2回、夜19時から21時。室内練習場を持っているチームなのかどうかは大きなチェックポイント。自チームは平日練習はなかったです
年間イベント
- 3月入団式
- 4月 AED講習・審判講習(父母)
- 3月~11月 とにかく試合!公式大会がなければ指導者により練習試合をほぼ毎週設定される
- 8月 OB戦(OB対3年生の試合)
- 9月 卒団式
- 11月 ボランティア活動 グランド周り清掃
- 12月 豚汁やカレー振る舞い練習会
- 1月 練習始め 必勝祈願 強化合宿 総会
- 12月から2月は対外試合は禁止されているため、冬練といわれる走り込みや筋トレ、ストレッチがメインになる。チーム内での紅白戦は行われる
- 2月 入団説明会
公式大会など試合の数
指導者がどれだけの大会にエントリーをするかで全く試合数は違います。
息子所属チームの場合、
- 1年次・・・公式大会2種。
- 2年次・・・公式大会8種 ほぼ毎月あるイメージ
- 3年次・・・公式大会8種。実質半年ほどで引退のため短い期間に凝縮されているイメージで大会と大会が重なることもある。勝ち進むほどに凝縮されていく。試合が同日の同時刻に重なるとどちらかを辞退することもある。
県外への遠征
あり。
シーズン真っ只中になると県外への公式戦へエントリーするため、大型バスをレンタルし宿泊施設へ泊まりとなる。
1年次は1回だけだったが2年になれば3回ほどありました(息子はコロナの影響で軒並み中止になってしまいましたが・・・)指導者の方針によりその回数は違います。
チームの特色
少年野球時代と同じく、学年により大きくカラーが違います。息子の学年は協力的な父母がとても多く、大会やイベントの運営を任された時にも一致団結して乗り越えました。
中学でボーイズリーグやシニアリーグなどに所属させる父母は初めからそれなりの覚悟をもって入団してきているので、動かない、協力しないというような父母はほぼいませんでした。
近隣の強豪チームは試合前に子供達が整列しているすぐ後ろに父母も整列。
指導者の言葉に耳を傾けていました。靴の色もそろえるように言われておりずいぶんと親にも厳しいチームでしたね。
そして子ども達も仲間意識よりもライバル心が強く、親同士ギスギスした空気で、もしこのチームに入っていたら私はやっていけなかったと思います。
見学や体験会へ参加することでどんなチームなのか見極めていくことがとても大事になります。
そのほか
中学生にもなると「食」に関しても細かな指導をされることがあり、とにかく米をたらふく食べさせることにこだわるチームだったり、麺やコンビニ弁当禁止にするチームもあります。
真夏ではどうしても米が喉を通らない子もいるので、麺がNGだと大変かもしれません。食べるのが大好きな子は問題ないと思いますがチーム方針の確認は必須ですね。
おわりに
小学3年生から始めた野球。
こんなに長く続くとは夢にも思っていませんでした。
きっと、息子にあったチームで楽しくやってこれたからだと思います。
中学へあがるタイミング、高校へあがるタイミングで野球を辞める子も少なからずいますが、始めるときは長く続くかもしれない、
ということを覚えておくといいかもしれないですね。
大変でしたよ!でも、色んな人と懸命になって、汗だくになって、
いっぱい考えて・・・学ぶことも多く楽しかったです!
大人になってからこんなに心許せる人たちが見つかるなんて思いもしなかったです。
息子を通してたくさんの経験ができ、息子の成長も見守ってこれました。
もしも子どもが野球をやりたい、と言い出したら・・・
ぜひ参考にしていただけたらと思います。