親目線での記事です。
高校生の息子には付き合っている彼女がいます。
ある休日の夜、突如彼女とうちでお泊まりしたい、と出掛け先の息子からメールがきました。

衝撃でした。メールをみて絶句!!!
本当に驚きました。お付き合いを初めて2ヶ月目くらいの時だったと思います。
親としてどうすればよいのでしょうか?許すべきか、許さないべきか、しっかり考えることが大切です。本記事では、親目線でみた高校生カップルのお泊まりのメリット・デメリットを分かりやすく説明します。
お泊まりを許すメリット
- 信頼関係が深まる
親が許可を出すことで、子どもは「親は自分を信じてくれている」と感じます。すると、隠し事をせず、オープンな関係を築くことができるでしょう。 - 自主性が育つ
高校生は大人への一歩を踏み出している時期です。親が管理しすぎるよりも、責任を持たせることで、自分で考え行動する力が身につきます。 - パートナーとの関係を理解できる
親が二人の関係を知ることで、適切なアドバイスをする機会が増えます。お互いを大切にすることの大事さを学べるかもしれません。
お泊まりを許さないデメリット
- 隠れてお泊まりするリスクがある
「ダメ」と言いすぎると、子どもは親に隠れて行動することがあります。そうなると、安全面の心配が増えます。 - 反発して親子関係が悪くなる
高校生は自立心が強くなる時期です。頭ごなしに否定すると、「どうせ親はわかってくれない」と感じ、関係がギクシャクすることもあります。
許可するときのポイント
もしお泊まりを許す場合は、以下の点をチェックしましょう。
- どこで泊まるのか(相手の家か、自分の家か)
- 親同士の連絡はとれるか(事前に確認する)
- ルールを決める(門限や連絡の時間を決める)
- 子どもの考えをしっかり聞く(なぜ泊まりたいのかを話し合う)
我が家の場合の、最適だと思って出した結論
結論、今回に限り泊まってもよい。
男女のお泊まりには我が家は否定的でしたので、だいぶ譲歩しましたよーーーーー。

なぜこの結論に至ったのか、詳しくお話します
夫は仕事で不在。職業柄電話に出られるので速攻電話して相談。話し合いました。
1.まずは夫婦で話し合った
- 我が家の方針を確認
- 自身の高校生時代を思い返してみる
- 我が子の性格をよく考える
- 普段の生活を見返す
各家庭にはこれだけはダメだ、など必ずルールがあると思います。そのルールと照らし合わせてみました。
それに自分が同じ高校生の頃の気持ちをよみがえらせてみました。
正直に話して親がどんな反応をしたら自分はどう考えただろう。
親に対して反感を抱かない子はいないであろう、と思います。きっぱりだめだと言い切られて納得するタイプの子か?
ふてくされる子?しょんぼりする子?諦めが悪い子?自分の改善点など認められる子?
我が子はふてくされて敵視してくる可能性大です。
安易に否定すると関係が悪くなるかも。

異性の泊まりは勘弁してほしいけど、我が家では子供が保育園児の頃からお泊まり会が多く開催されてました。(同性ですけど)
異性のお泊まり、理屈を色々並べて否定しているけど、はっきりいって「なんか抵抗感があってイヤ」という感情的な部分が多い。
その気持ちよりも何よりも、我が家のルールの「嘘をつかない」これを一番守っていきたい事、という結論に至ったのです。
そして次の工程につながります。
2.全否定せず、こういう条件なら良い、と息子に伝えた
はじめに泊まりたいとメールが来たときは、速攻「ダメ!」と伝えてしまったけど、夫婦で話した事で少しだけ我が子に寄り添った考えをすることができました。
- 「だめ」で終わらせない。子の主張をきちんと聞いてみる
- 全否定=今後正直に話さなくなる=嘘をつくようになる
- 彼女の親と話しをしたいことを伝え、面倒くさがったり拒否しないか確認した=本気度を確認
とにかく無責任なことは出来ないので、相手の親御さんと話させてほしい、と伝えました。
(電話の予定だったけど直接会って話すことに。)
10代の子だと親同士のやりとりなんてめんどくさいだろうと思います。ここで拒否したら泊まり話しはそこまで!と考えてました。

息子も彼女も嫌がらずに受け入れ、親同士で話せました。
3.相手の親御さんと話してみた
我が家の場合は子供がもっと幼い頃から知っている同級生だったので、親同士も顔見知りでした。
なので「どんな人なんだ?」というピリピリした緊張感はなかったものの、
やはり少し緊張はありました。
子育てにおおらかな家庭のようなので、時間にすこし厳しいわたしと話すのは逆にドキドキしていたかもしれないですね。

まだ高校生ですけど、お泊まり・・・いいですか?
泊まりに行ったことはないのですけど、お邪魔してしまっていいですか?

どうも相手の親御さんは、高校生カップルが・・・という点よりも、よそのお宅へお邪魔することを迷惑じゃないか?と気にかけていたみたいです。
まとめ:その家庭での最善を真剣に考える
高校生カップルのお泊まりを許すかどうかは、家庭ごとに考え方が違います。
大切なのは「親子の信頼関係」です。無理に許す必要はありませんが、理由をしっかり話し合い、お互いに納得できる形を探しましょう。
今回のことで我が家が学んだこと・良かったこと
- 近いうちにくる子供の巣立ちを意識できた
- なかなか話し出すきっかけが難しい性教育をするタイミングを得た
- 全否定をしなかったことで、彼女の話をこれまで通りにし、嘘をついてコソコソ、という事態を防ぐことができた
親からすると突然振ってきたドタバタ話しでした。
参考になれば幸いです。
↓
【その後の我が家】この時以来、息子は彼女との話をよくしてくれるようになりました(^_^)だいぶオープンに話すので、きっとこのお泊まりは我が家にとってはプラスに動いたようでしたよ!